• 抜歯のギモンについて

     はじめまして。登戸グリーン歯科・矯正歯科クリニックの津野田です。
    昨年11月から当院に入局いたしました。どうぞよろしくお願いします。
    本日は親知らずとその抜歯についてお話しさせていただきます。

    ▷親知らずについて患者さんからよくある質問

     患者様からよく「親知らずは抜いた方がいいですか。抜歯は痛いですか。」といった質問をいただくことがあります。特に相談をされる方の多くは、親知らずが生えてくることなく埋まっていたり、歯の頭だけが少し生えている人です。この話題について回答を交えてお話しします。

    ▷親知らずを抜いた方がいいのか?

     実際に診査をしないと最終的な結論は出せませんが、「抜くべきかどうか」の判断基準の一つにしているのは「親知らずがあることで患者さんにとって何か困ることがあるかどうか」です。「困ること」というと大雑把ですが、要は親知らずがあることで日常生活に差支えが出ていたり、他の歯を治療する上で邪魔になってしまっていたりなど、「(親知らずが)ないほうが患者さんにとって得する」時には抜歯を勧めていることが多いです。

    親知らず抜歯 登戸 歯医者
    抜歯した方がいい症例

     例えば、親知らずが中途半端に生えていて、そこの歯茎が腫れて痛みが出てしまっている場合です。これは奥歯の歯磨きがうまくできていない時などに生じることがあります。奥歯は非常に磨きにくく、日々の手入れが難しいです。ましてやそこに痛みが頻繁に生じるとなると、患者さんにとってメリットがあまりありません。こうした時には抜歯も視野に入れてお口の中を診させていただきます。また、当院では矯正治療を目的に来院されている方が多くいらっしゃいますが、矯正治療の前に親知らずを抜歯することもあります。それはなぜかというと、矯正治療には歯の移動が伴いますが、その際に親知らずがそれを邪魔してしまうことがあるからです。そうした際にも抜歯を勧めております。

    ▷抜歯しない方がいいのはどんな時?

     一方、抜歯をあまり勧めない場合もあります。それは親知らずが咬合に関与しており、他の歯と同様に使われているときです。この場合はその他特別な理由がない限り抜歯せずに残すことが多いです。また、歯が完全に骨の中に埋まっていて何も痛みがなく困っていることがなければ特に抜く必要性はないためそのままでも問題がないと判断されれば抜歯は勧めません。

    ▷抜歯は痛いのか?

     抜歯の際に痛みが出ないように事前にしっかり麻酔を効かせるため、抜歯の際の痛みはありません。
    ただ、矯正治療中であったり、歯周病の状態などによっては麻酔が効きにくいこともあるため、事前にお痛みがないか確認させていただきます。また、処置の後に麻酔の効果がなくなってくると痛みが出ることもあるため、薬を処方いたします。それでも抜歯から2〜3日後をピークにお痛みや腫れが生じてきた場合には、痛みの緩和を目的に腫れている部位を冷やしてもらうなどをしていただくと症状の緩和に効果的です。その後の経過によっては痛みや腫れが出てくる可能性もありますので経過を見ていく必要があります。当院では原則翌日には来院していただき経過の確認をさせていただいています。これは抜歯部位の消毒だけでなく、その後の経過が良くない場合には投薬の変更など対応が必要になってくることもあるためです。したがって口腔内の状態を実際に診て確認させていただいています。また、抜歯から数日経ってから痛みが出始めることがありますが、これはドライソケットといい、抜歯した後に露出した骨に細菌が感染することにより生じる痛みです。これを起こさないためには血餅という血の塊ができることが重要です。したがって抜歯をした後はその血餅が流れ出てしまわないよう、唾液に少し血が混ざっても強くお口を濯ぐことは控えてください。

    ▷抜歯後に起こりうる偶発症と後遺症は?

     最後に抜歯の前に患者様にご説明している偶発症などについて少しご紹介します。具体的に以下のことをご説明しています。

    ・ 手術部位を中心に腫れ、痛み、口が開けにくい、喉の痛み、発熱、顔まわりに内出血の発生が生じる恐れがあります。
    ・下の親知らずを抜歯した場合は唇やその近辺が痺れたり、味を感じにくくなり、稀に後遺症として長期的に残る場合があります。また、上の親知らずを抜歯した場合は歯が上顎洞という顔の中の空洞内部の粘膜を傷つけたり歯が空洞の中に入り込むことにより鼻血が出ることがあります。その場合近隣の口腔外科病院へ紹介させていただく場合があります。

    ・ 歯の根っこの先端が残存することがあります。その場合は経過観察にするか、後日改めて処置を行う可能性があります。
    ・隣接する歯が一時的にぐらついたり、冷たいものにしみる症状が出ることがあります。
    ・麻酔の使用により、気分が悪くなることがあります。
    ・ 抜歯した所に数日後に痛みが生じ、それがやや長期的に続くことがあります。

    ▷まずはご相談してください。

     このように親知らず一つでも患者さんのお口の中によって千差万別であるため、実際には診査とご相談をした上で慎重に決めて参ります。まずは気軽にご相談ください。

    参考文献:必ず上達抜歯手技 堀之内康文 著、66症例に学ぶ歯科臨床の問題解決 古賀剛人著

  • ゴムメタルワイヤーの素材を使った矯正治療の利点について

    初めまして!登戸グリーン歯科・矯正歯科の古橋です。

    現在、私は、理事長先生、院長先生をはじめ先輩の先生方のアシスタントに付きながら学ばせていただいております。患者様によりよい治療を提供するために、これからもより一層努力して参ります。よろしくお願いいたします。

    今回は、当院の矯正歯科治療で使用しているゴムメタル(GUMMETAL)ワイヤーの特性ともたらしてくれるメリットについて書いていきたいと思います。

    ゴムメタル(GUMMETAL)は、2001年にトヨタ中央研究所(愛知県)先進金属研究室が開発した体心立方構造をもつβ型多機能チタン合金です。変形させても元に戻ろうとする性質を他の金属よりも強くもつことから、まるでゴムのようだと考えられゴムメタルと名付けられたそうです。

    この、ゴムメタルを矯正歯科治療ワイヤーとして製品化して矯正歯科治療に取り入れたのが長谷川 信 先生です。そして、2010年には歯列矯正用ゴムメタルワイヤー(JM Ortho Corporation)として販売が開始されました。

    歴史的に従来からある素材である歯列矯正用のステンレススチールワイヤーやニッケルチタン合金ワイヤーなどのワイヤーと比べると新しいワイヤーの素材です。従来の歯列矯正用のワイヤーではできなかったことが、新しいゴムメタルワイヤーの素材を使うことによって可能になります。

    ワイヤーには断面形態によってラウンドワイヤー(丸線)、レクタンギュラーワイヤー(角線)などがあります。

    一般的な矯正治療では、従来の歯列矯正用のワイヤーを、上下顎それぞれで平均6~7本ずつ使い、適したタイミングで来院時にワイヤーのサイズアップ(ラウンドワイヤーやレクタンギュラーワイヤーに交換する)をするため、交換するたびに痛みや不快感を患者様は感じてしまいます。

    しかし、ゴムメタルワイヤーを使った矯正歯科治療では、ワイヤー交換の回数を減らすことができるため、交換するたびに感じる痛みや不快感を軽減することができます。

    また、ゴムメタルは、ひずみ量が増えると柔らかくなる変わった性状を持つ金属のため過大な矯正力を防止し痛みの軽減にも繋がります。

    そして、ニッケルやクロムやコバルトなどを含まないため、金属アレルギーを起こしにくく安全性が高いです。

    最後に、ゴムメタルワイヤーを使った矯正歯科治療は、一般的な矯正歯科治療と比較して、治療初期のレベリング(異常な位置にある歯冠を排列し、垂直的、頬舌的に平坦化すること)の過程を除いて、早い段階から最終的なレクタンギュラーワイヤーの装着ができ、歯を三次元的にコントロールできることで歯の移動を効率化し治療期間が短縮できます。また、ゴムメタルワイヤーを使うことで歯の一括移動を行い、臼歯部(小臼歯と大臼歯)を整直させることで小臼歯の抜歯率を大幅に減らすことができます。すなわち、健康な歯を抜かなくてもいい可能性を高めてくれるのです。

    このようにゴムメタルワイヤーを使った矯正歯科治療は、患者様に多くのメリットをもたらしてくれます。

    当院ではゴムメタルワイヤーを使った矯正歯科治療を行っておりますので、矯正にご興味のある患者様はお気軽にご相談ください(^-^)

    参考文献

    「必ず上達 GUMMETAL矯正歯科治療 (著者)長谷川 信 先生 クインテッセンス出版」

    「GUMMETALワイヤーによる歯の一括移動 ーその概念と臨床ー (著者)長谷川 信 先生 東京臨床出版」

    「歯科矯正学 第6版 (編者)飯田 順一郎 先生(他) 医歯薬出版」

  • 市川 意外と多いエナメル質形成不全症

    はじめまして!歯科医師の市川です!
    11月に入職したばかりです。基本的には、月木金日はグリーン歯科、火はクローバー歯科で勤務しており、理事長先生や院長先生をはじめ先輩Drからご教授いただきながら修行中です。
    これからよろしくお願いします!

    私の初ブログの内容は『エナメル質形成不全症』
    についてです。
    ん?何それ?聞いたことない!と言う方が多いと思います。
    歯科医師になり、エナメル質形成不全症は意外に多いんだなあということに気づきました。
    なので、今回みなさんにも知っていただきたいと思い、ブログを書いたので是非最後まで読んでください!
    では、これからエナメル質形成不全症とは何かを説明していきます。

    •エナメル質形成不全症とは?
    歯の表面にあるエナメル質がうまく作られず、もろい状態のことを言います。

    原因は、遺伝によるものと遺伝によらないものに分かれます。
    前者だと全ての歯に出現し、血族内で遺伝します。
    後者は、歯が顎の骨の中で形成される時期に何らかの問題が起こると歯の形成不全が生じることがあり、これは全身的な原因(栄養不良や全身的な病気など)で起こることもあれば、局所的な原因(外傷や顎顔面の炎症・感染など)で起こることもあります。

    見た目の特徴としては、
    歯の一部に白色、黄色、褐色の変色が認められたり、

    部分的に歯が欠けてしまったりします。

    また近年では、エナメル質形成不全が永久歯の前歯と6歳臼歯に限局して現れるMIH(Molar Incisor Hypomineralization)というものも存在し、原因は不明です。
    あまりなじみのない言葉ですが、日本では近年増えており、5人に1人の割合で存在しているそうです。

    •どんな影響があるの?
    歯の表面にあるエナメル質は、外からの刺激やむし歯を保護する役割があります。
    エナメル質形成不全はそのエナメル質が弱いため、
    歯が欠けやすかったり、むし歯になりやすいです。

    •対処法は?
    むし歯リスクが高いため、定期的にフッ素塗布をし予防することが大切です。

    また、奥歯の溝を材料で埋めるシーラントも有効です。

    もし歯が欠けてしまっている場合は、白いプラスチックの材料で治していきます。

    乳歯の形成不全がそのまま永久歯につながるものではありませんが、もし永久歯で形成不全がみられた場合、歯の色や形などを回復する治療が必要になってきます。

    自分のお子さんが『エナメル質形成不全症』と診断されたら不安になる親御さんも多いと思いますが、適切に予防していけば大丈夫です!
    毎日しっかりブラッシングを行い、かかりつけの歯科医院で定期的に歯のチェックをしてもらうことが何よりも大切です。

    お口の中で何か不安なことあれば、歯科医院に足を運んでいただき、気軽に相談してください!
    お待ちしております!

  • 歯科医師がこれだけは絶対におすすめしない治療

    こんにちは。登戸グリーン歯科クリニック歯科医師の有坂です

    本日は9割以上の歯科医師がおすすめしない治療をご説明します!

    結論から言います( ͡° ͜ʖ ͡°)

    それは「セラミック矯正です!!!別の呼び方としてはスピード矯正クイック矯正とも呼ばれています(゚∀゚)全て同じ意味合いになります!

    まずセラミック矯正から説明します^ ^

    一番、右奥の歯が生まれ持った正常な歯のです、それに対して被せ物をつけようとしてる手前の歯は正常な歯の形に対して一回りも削られていますm(._.)mその一回りも削った歯に白い人口の被せ物をするというものがセラミック矯正になります。これは虫歯で歯が崩壊していたり歯の神経を取っていたりするなら被せ物するなら分かりますが何も異常がない歯に対して行う治療だから危険なのです(u_u)

    写真では奥歯を削っていますが一般的なセラミック矯正は前歯など笑った時に見える部分をセラミックに行うものを指します

    虫歯でも膿んでもない歯を削ると歯がしみたり何もしなくてもズキズキ痛んだり寝れないくらい痛んだりするので歯の神経を取らざるおえないのです

    歯の神経を取るとリスクしかありません!具体的なリスクには①歯の寿命が短くなる②歯の神経はほとんど血液になるのですが神経をとると血液供給が遮断されるため歯の根が割れたりヒビが入りやすくなります③基本、歯の根が割れたら抜歯になります

    抜歯をすると入れ歯かインプラントなどの方法しかありません(*_*)インプラントは一本30万〜50万します(たまに物凄く安いインプラントもありますが何かどこかで安い材料を使っています)

    散々、否定をしてきましたが勿論セラミック矯正にもメリットもあります!!!

    それは1か月もしないで見える部分の歯並びが綺麗になり白くすることが出来ます(o^^o)どうしても1ヶ月や3ヶ月、半年以内に歯を綺麗にしたいというかたにはとても需要があるものだと思います( ・∇・)それ以外にメリットは、、、ないです。

    YouTubeなどでもセラミック矯正をして歯並びガタガタを無理矢理被せ物をして綺麗に並べた動画などが多数上がっていますが10年後に後悔しましたなどの意見が多いです

    当院での歯列矯正は一般的なワイヤー矯正はもちろんですが

    マウスピース矯正も扱っております

    矯正の手法では主にこの2つになります

    セラミック矯正は患者様にはよーく考えていただきセカンドオピニオン、サードオピニオンも利用してください

  • 紘子 検診の時に気になること

    こんにちは!
    もう2022年も終わりかけ、寒い日々が続いてますね!
    個人的にはワールドカップ、M-1、忘年会、クリスマスに帰省と年末は楽しみが多くて、あっという間にお正月を迎えそうです。
    こんな時こそ体調管理をきっちりしていきたいですね!

    前回(虫歯かも!?)は虫歯かどうか検査の仕方についてお話ししました。
    視診
    触診
    エックス線写真
    ダイアグノデント
    おそらく多くの歯医者さんで、最初にチェックされる項目かと思います。

    この検査を受けるメリットはもちろん虫歯を発見して、早期に治療することができることです。
    ではデメリットはあるのでしょうか。
    この検査方法の中で患者様も気になりそうな点を調べてみました。

    ◎探針を使っての触診ってますます虫歯が広がりそう、、
    むし歯になりかけの段階ならまだ再石灰化するし、つついても良いのかな!?

    脱灰→再石灰化


    →保存歯科学会のう蝕治療ガイドラインによると、探針による触診は強い力で歯質に刺すようなことしない限り、歯面の微妙な触覚で情報が得やすいため有用とされています。

    強い力でって正直曖昧だし、人によるのではと思ったので、もう少し調べてみました。
    (ちなみに歯周ポケットの深さを調べる時は20〜25gの挿入圧と言われています。)
    →具体的な数値はありませんでしたが、日本学校歯科医会によると歯面に対し水平的に動かすようにし、垂直的な圧力を加えて歯面を傷つけないように探針を操作するようH15あたりから統一されています。


    以前は探針の先端が何ミリはいるかがチェック項目になっていたり、結構力をかけていたみたいですね。

     探針による歯質を傷つけるリスクは、術者の探針の操作性が重要なんですね。
     

    ◎レントゲンって被曝が不安、、
    レントゲン撮影ではエックス線を使って行われますが、エックス線って聞くと怖い感じがする方もいるのでは?
    当院で行われるエックス線撮影の種類はデンタル、パノラマ、セファロ、CT があります。

    それぞれの被曝量を比べてみたいと思います。

    実は普段から生活をしているなかでも放射線を浴びているんですね。
    このように比べると歯科治療で浴びるのは少量ということがわかります。

    牛肉200g食べた時の方がデンタルをとった時よりも被曝するんですね。。
    個人的にブラジルのガラパリ市の自然放射線量の多さが気になり調べてみたら、この地域の岩石に関係があるみたいです。
    年間自然放射線が世界平均の4倍以上の地域ですが、特に身体に大きな差はないそうです。

    そうは言っても治療を進める上で必要な時のみ、
    例えば痛みなど症状があったり、原因の歯が明らかな時はデンタルにて局所的にみていきます。
    初めて来院された方や定期検診(当院では基本的には2年おき、リスクなどにより個人差あり)や治療部位が多い時など全体を把握したい時はパノラマ撮影をします。
    また妊娠中の方や小さなお子さんについてですが、当院では基本的には撮影しません。
    治療に必要な時はデンタルにてなるべく被曝量を減らしてみていきます。

    このように治療をしていくうえではデメリットよりもメリットの方が大きい場合に行っていきます。
    気になることがありましたら遠慮せず、お声かけくださいね。

    【参考文献】
    う蝕治療ガイドライン 第二版
    初期う蝕に対する検診、診断と切削介入の決定
    https://minds.jcqhc.or.jp/n/cq/D0003320

    日本学校歯科医会 
    学校での歯、口腔の健康診断における探針使用について
    https://www.nichigakushi.or.jp/dentist/statement/020220.html

    東京都歯科医師会
    歯科エックス線撮影は安全です
    https://www.tokyo-da.org/

  • 北舘 歯と食べ物と生活。歯科食育

    こんにちは。登戸グリーン歯科・矯正歯科の管理栄養士北舘です。いつもご来院ありがとうございます。

    歯科業界に入ってから2次カリエス【前に虫歯になった部位がまた虫歯になってしまう】の怖さと就寝時にストレス発散の食いしばりで歯に亀裂が入る怖さと、歯周病が全身に及ぼす悪影響とを経験したり学んだりしております。

    生活環境が変わった時に歯を磨いているつもりでもしっかり磨けていなくて…や、知らず知らずの自覚の無いうちに下の歯が平らになってすり減っていたり、毎日の生活の中ではわかりにくいものです。

    ご自身で磨き難い部位や丁度良い歯ブラシやフロスなど歯科衛生士がチェックしてお話ししておりますので是非ご質問などお気軽なさってください。

    登戸グリーン歯科 歯科食育 食いしばり

    顎の骨に身体の中で1番硬いエナメル質で根の部分以外覆われていて、1本ずつ神経が通っている歯が生えていて、歯肉があって唾液が出て、舌があってと、とても複雑な構造。

    少しずつ力を加えるとそのように歯も移動する不思議。そして口腔内常在菌が700種類100億個が居るそうです。

    歯は1番最初の消化器官という認識でしたが、どうやらそれだけではない様子。

    歯が生え始めてから良い姿勢でしっかり歯の全体を使って出来るだけ良く噛んで食事する生活が身につくと歯並びをはじめ、身体に良い影響があるのです!

    歯科食育:良い姿勢

    1つは良い姿勢で食事をする事で、しっかり噛めて舌や口周りの筋肉が発達し、成長期のお子さんは顎が育って歯並びが整います。

    良い姿勢で口を閉じると、舌が上顎についた状態になるとの事。全く意識していなかったのでとても驚きました。

    またスマホを見ている時、下を向いている時間が長くなりやすい時代です。食事以外の時間でも姿勢を良く保ちたいです。

    歯科医師の川端先生のブログにもありましたが、良い姿勢でしっかり噛む事は口周りの筋肉の維持にもつながりますので、オーラルフレイル【口腔機能の虚弱】を食い止めることになります。アンチエイジングですね。コロナ禍であまりお話ししなくなったとも言われております。よく噛んで口角がしっかり上がるように維持したいものです。

    川端先生の記事はこちらから↓

    https://www.greendentalclinic.com/blog/21108/

    歯科食育:唾液の効果

    2つめはしっかり噛むことで唾液が良く出るので常在菌の悪影響が弱まり、酸性から中性に口腔内が保たれるので虫歯になりにくくなる他、体内に悪影響のある物質が取り込みにくくまります。

    また唾液には粘膜修復機能があるのでついてしまった傷が治りやすくなるとの事。消化を助けて虫歯になりにくくして、口腔内の環境を良くして保つそうです。良いことしかないですね。

    耳の前を優しくマッサージしても唾液が出るので併用したいです。

    歯科食育:幸せホルモン

    3つめは良く噛む事で三叉神経が刺激され、幸せホルモンのセロトニンなどが出て精神を安定させることと食べ過ぎを防ぎます。

    ついつい食べ過ぎて後悔しがちな毎年の年末年始なので良く噛んむことを忘れずに、慌てずにお食事を楽しみたいですね。

    おいしいなー楽しいなーと良い時間がありますように。

    毎日忙しく過ぎておりますが、1日のどこかのタイミングでゆっくり良く噛んで食事ができる生活をおすすめします。ご自身の歯で末永く永くお食事出来るようにお手伝いできたら嬉しいです。

    歯のメンテナンスやご相談などお気軽にお電話下さい!

  • 山縣 『クイズ!どれが人工の歯でしょうか?』

    こんにちは。

    歯科医師の山縣奈々子です。         今週末、ディズニーのホテルミラコスタで親族の結婚式に参列し、幸せな気分に浸っています(^。^)

    さていきなりですが、クイズです!

    下の写真のなかには一本だけ患者さんご自身の歯でない被せものの歯があります。

    どれだか分かりますか?

    答えは後ほど!

    今回は

    『かぶせもの』

    について少しお話したいと思います。

    かぶせものといってもたくさん種類がありどんなものがあるのか、自分にはどのようにものが適しているのか迷われる方も多いのではないでしょうか?

    歯の一部だけを覆うものを一般的にインレーと呼びます。こんな感じのイメージです↓

    一方、歯を全部覆うものをクラウンと呼びます。こんな感じのイメージです↓

    さて、冒頭のクイズに話を戻しましょう。

    次の写真を見れば、クイズの答えはお分かりになるでしょう。

    術前、術後の写真を並べてみてみましょう。

    そうです!正面から見て上の右側の前歯ですね。

    ここにはセラミックのクラウンを入れています。 

    この歯だけが人工の歯と言われても「本当に?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

    実際には色を合わせるのは簡単ではありませんが、このケースの場合、隣の歯と色を合わせるためにセラミックの色を作って隣の歯と同じようにミリ単位で調整をしています。

    このように色の調整を慎重に行うことでここまで自然な色合いをつくることができます。

    被せものをしたのだけれども歯の色が不自然で気になるという方は是非ご相談ください!

    インレーもクラウンもそれぞれ保険のもの、自費のものがあり、とくに自費のものの中にも様々な種類のものがあります。

    保険のものは主に金属が多く使われます。一般的に多く使われる金属は金銀パラジウム合金という合金が使われています。

    とくに口腔内は温度の変化が激しい水分の多い環境のため、金属イオンが溶け出しやすいとも言われています。近年、金属アレルギーをお持ちの方や歯に近い色の被せ物をご希望し、セラミックやジルコニアに交換する方も多くいらっしゃいます。

    当院では自費のインレー、クラウンは以下のお値段で行っております。(令和4年11月現在)(色合いの調整にはさらに5000円~10000円ほど追加になる場合があります)

    セラミックインレー             小臼歯44000円(税込み)          大臼歯55000円(税込み)

    ジルコニアインレー            60500円(税込み)

    セラミッククラウン            99000円(税込み)

    ジルコニアクラウン            88000円(税込み)

    すべてのケースでセラミックやジルコニアが最適というわけではありませんが、気になる方は是非一度ご相談ください!

    歯科医師  山縣奈々子

  • Dr.川端 大人のお口の機能【オーラルフレイル】について

    こんにちは、グリーン歯科クリニックの歯科医師の川端です。

    11月も中旬になり、肌寒い日が増えてきました。皆様はお元気にお過ごしでしょうか。

    今年は金木犀の時期に雨が多く、香りを楽しめる期間が短く終わってしまい残念でした。

     

    夏のブドウ狩りの際にブドウ園の方からいただいたクワガタさんが、だんだん活動がゆっくりになってきて、越冬できるかとハラハラしながら見守っております。気分が変わって食べてくれるかな?と数種類のゼリーを入れても、フルーツゼリーのみを選んで食べるこだわりのあるクワガタさんですが、長生きしてもらいたいです。

     

    さて、本日のブログでは、前回の続きの【お口の機能】についてお話ししたいと思います。

    前回は子供の口腔内や噛むことについてお話しましたが、今回は大人の【お口の機能】についてがテーマです。

     

    みなさん、「オーラルフレイル」という言葉をご存知でしょうか。

    オーラル→口腔の

    フレイル→虚弱

    という言葉の通り、お口の機能低下を意味する言葉です。

    お口の機能は食事・会話・呼吸など生活と直接関係するため、歯の健康に加えて、お口の機能自体が弱っていないかも注意しましょう!

     

    オーラルフレイルのチェックリストです。いくつ当てはまるか、ご自身のチェックをしてみてください。

    ◇電車やバスに乗ることが減り、行動範囲に広がりがなくなった

    ◇友人や知人とおしゃべりする時間がへった

    ◇飲み物ややわらかい食べ物を食べこぼしたり、むせたりする

    ◇滑舌がわるくなったと感じる

    ◇歯磨きなどがおっくうに感じる

    ◇少し体重が減った

    ◇お口の乾燥が気になる

    ◇歩く時間が少なくなった、転倒の不安がある

    ◇何かを覚えようとする気力がない

    ◇半年から一年前と比べてかたいものが噛めなくなった気がする

     

    いかがでしたでしょうか?

    【お口の機能低下】といいつつ、全身に関する質問事項が多いですね。

    これは、オーラルフレイルは外に出るのがおっくうになるなど社会とのつながりが薄くなる心身的な問題とも関係すると言われているためです。

    活動量が減り、意欲が低下すると食欲も落ちます。それがさらなるお口の機能低下につながり、要介護状態へ足を踏み入れる一歩となってしまうのです。

     

    そして、お口の機能低下を食い止めるには実践あるのみ。

    気軽にできるお口の体操をご紹介します。

    ◆舌の運動

    飲み込む機能や発音の改善が期待できます

     

     

    ◆ほほ膨らませトレーニング

    ほほの筋肉を鍛えます

     

     

    ◆舌骨上筋群のトレーニング

    飲み込む機能を鍛える体操です

     

     

    ◆パタカトレーニング

    「パパパ」「タタタ」「カカカ」「パタカ」を10-20回程度連続して大きく発音します

    食べ物を飲み込むときにお口をしっかり閉じられるよう、お口を閉じる力の向上を図ります。

     

     

     

    「イー」「ウー」トレーニング

    「イー」「ウー」を交互に発音しながら5-10回程度繰り返します。

    お口周囲の筋肉が鍛えられます。

     

     

    ◆ブローイング訓練

    コップの中の液体に息を吹き込むことで、お口を閉じる力の向上を図ります。

    5-10回を目安にしましょう

     

     

    できそうな運動から、気軽にトライしてみてくださいね

    歯磨きや定期検診、クリーニングや治療とと合わせて、お口の健康と全身の健康を保っていきましょう!

  • インプラントorブリッジor入れ歯の違い

    こんにちは、登戸グリーン歯科・矯正歯科クリニックの有坂です(^ω^)

    歯が虫歯、歯根破折、歯周病(歯槽膿漏)などで抜歯になってしまった際にその無くなった部分に補填する選択肢としてインプラントorブリッジor入れ歯(義歯)があります

    一つ一つ解説していきます!まずインプラントです^ ^インプラントとは人工歯根のことです。歯を抜いて3〜6ヶ月間ほど骨がある程度出来るまで待ちます。骨が出来てから骨に3〜4mm程広げて人工歯根を埋入していき人工歯根を土台にして被せ物をつけてご自身の歯と同様に噛めるようにするものです(^∇^)

    インプラントのメリットとしては①ブリッジや義歯と違い他の歯を削ったりしないので他の歯に迷惑を一切かけない②ご自身の歯と同じように今まで通り噛むことができる③着脱が不要④耐用年数は平均10年〜15年(人によっては20年以上もつ)

    インプラントのデメリットは①外科手術が必要②コストが高い(保険が効かないため)③骨が出来るまで待つのとインプラントを埋入してから人工歯根と骨がくっつくまで数ヶ月待つためブリッジや入れ歯と違い少し時間がかかる

    次にブリッジについて解説していきます(^^)ブリッジとは歯を抜いた両サイドの歯を大幅に削り両サイドの歯を土台にして歯が無くなった部分にはダミーの歯を置いて橋渡しにして繋げるものをブリッジと言います!

    ブリッジのメリットは①保険が効く②着脱が不用

    ブリッジのデメリットは①生まれ持った健康な歯を大幅に削る(一度削った歯は二度と戻ってこない)②健康な歯を削るため歯の神経をとらなきゃいけない場合がある③ブリッジの耐用年数は平均7年〜10年(個人差はあります)

    最後に入れ歯(義歯)について解説していきたいと思います!そもそも入れ歯は歯が全て無くなった時に使う総入れ歯と歯が一部分無くなった際に使う部分入れ歯の2種類あります。

    入れ歯のメリットは①保険が効く

    入れ歯のデメリットは①元々の噛む能力の20%ほどしか噛むことができない②着脱が必要③入れ歯を使っていると緩くなって外れやすくなってしまう④入れ歯が外れないようにするためフックみたいなものを残っている歯に引っ掛けるので口を開けた際に目立つ⑤粘膜の上に入れ歯を乗っけるため歯茎に触れて痛くなることがしばしばある⑥慣れるまで異物感が強い⑦慣れるまで発音がしにくい

    まとめになりますがインプラントは基本、保険外診療です!値段はそれぞれのクリニックで多少の誤差はあります、おおよそ一本辺り30万〜45万が妥当です、安すぎるのは危険ですどこかで経費削減していると思います

    ブリッジと入れ歯については今回は保険診療範囲内のことしかメリット・デメリットを上げていません!!もちろんブリッジや入れ歯でも自費診療で精度が高いものや自然に使うことが可能なものもあるためそれに関しては近くの歯医者さんで聞いてみるのがいいと思います)^o^(

    登戸グリーン歯科・矯正歯科クリニックではいつでも相談ウェルカムなのでお気軽にご相談ください!クリニックにいらして頂ければ説明用のアニメーション動画や実際の模型もありますのでもっと分かりやすく納得頂けると思います=(^.^)=

    ちなみに今度歯医者さん選びについても話していきたいと思います!とてもとても歯医者さん選びは重要です!!!

    歯科医師 : 有坂

  • 紘子 むし歯かも!?

    ◎虫歯かも!? 虫歯かどうか検査の仕方

    なんだか歯の一部が黒い気がする、
    最近歯が染みるな、
    って思うと虫歯かもしれないとドキドキするのではないでしょうか。
    もしくは歯医者さんに行ってみて自分では気が付かなかったけど、虫歯って言われたなど、虫歯の気がつき方っていろいろあると思います。

    では歯医者さんはどうやって虫歯を発見するのでしょうか。
    保存歯科学会によるう蝕治療のガイドラインをもとに、
    今回はクリニックに行ったことがある人は一度は体験しているであろう、メジャーな方法について紹介したいと思います。

    ・目で見る(視診)
    歯に風をかけて、歯面を乾燥させる。
    隣の歯や反対側の同じ場所の歯と見比べたりしながら、透明感や暗く変色してないかチェック。

    ・触ってみる(触診)
    歯と歯の間にある虫歯は目では見えにくいので、フロスを通してみて引っかからないか
    先端の細い針金のようなもの(探針:たんしんって言います。探す針ってそのままですよね)歯面をなぞる。
    この時に穴があいてないか、粗造な感じがしないか、抵抗感のあるような粘着性がないか、チェック。

    ・エックス線写真
    見ても触っても気がつけない象牙質う蝕(hidden caries とも言ってまさに隠れた虫歯ですね)に気がつきやすくなります。
    歯や骨など硬いものは白く、虫歯や神経など柔らかいものは黒く写ります。
    これによって虫歯の有無だけじゃなく、虫歯の大きさなど情報量が一気に増えます。

    ・レーザーの照射
    当院ではレーザーを用いた虫歯診断装置のダイアグノデントを備えています。
    歯にレーザーを当てて、反射の仕方によって虫歯進行度を見ていきます。

     あくまで目安になりますが、数値の意味としては
     0〜14:健康な歯質、処置の必要なし
     15〜20:脱灰、予防処置
     21〜30:高脱灰患者様の口腔内環境など虫歯になりやすいかなど、予防か治療か人による
     31〜:象牙質虫歯、治療をした方が良い
     特に奥歯の噛む面に有用とされていて、歯面を傷つけるリスクを減らして虫歯チェックができます。
     
    などなど、、、

    咬合面(噛む面)や修復物(詰め物、被せ物)の虫歯には探針が最もよく使われており、歯と歯の間はエックス線写真で検出されることが多いそうです。
    視診、触診、エックス線写真の3つの検査方法で高い精度で虫歯が発見できます。
    当院では主にこの3つの検査に加えて、補助的にダイアグノデントを使っています。
    これらの結果を総合して虫歯かどうか診断しているんですね。

    ただむし歯と言っても、段階は様々で、また同じむし歯の状態でも先生によって削るかどうかは分かれます。

    今後のブログではどんな歯を削るのか、むし歯のレベルなど書いていきたいと思います。

    【参考文献】
    厚生労働省 健康日本21
    歯の健康
    https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b6.html

    う蝕治療ガイドライン 第二版
    初期う蝕に対する検診、診断と切削介入の決定
    https://minds.jcqhc.or.jp/n/cq/D0003320

    GC ダイアグノデント
    https://www.kavo.co.jp

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