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虫歯が大きくなりすぎて治療ができないから歯を抜くの?
登戸グリーン歯科・矯正歯科の歯科医師山縣奈々子です。
暑い日々が続いていますが皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?
今回のブログのテーマは『虫歯による抜歯』についてです。
歯を抜くってなんだか怖い!!というイメージですよね。皆さんが『歯を抜く』というとどんな時に歯を抜く必要があると思いますか?
◾️子供の歯が抜けるとか親に無理やり抜かれた(笑)時でしょうか?
◾️親知らずを抜くというのもよく聞きますね。
◾️歳をとって歯が抜けた。というのもイメージが湧く方もいるかもしれません。でも、このほかにも歯を抜く原因はいくつかあります。
虫歯が大きすぎて治療できなくて抜く
歯が折れてしまって抜く
歯が歯周病でグラフラしてしまって抜く
などです。
今回は虫歯が大きすぎて治療できなくて歯を抜くことについて少しお話ししたいと思います。
虫歯が大きすぎて治療ができず歯を抜く
歯科医はなるべく皆さんの歯を残す!という考えのもと毎日治療をしています。
虫歯の治療も毎日たくさんします。
でも、悲しいことに虫歯が大きくなりすぎて抜歯をせざるを得ないことがあります。
とても残念なことです。
虫歯があるとわかってはいたけれど、痛みもないし、歯医者には今度行こう。あと少ししたら行こうと思ってようやく受診した時には「残念ながら抜歯せざるを得ません」というときがあるのです。痛みがない虫歯
さて、ポイントは痛みがないということです。
皆さんは痛みがあると、
「まずい!歯が痛い!すごく大きな虫歯があるのでは?歯医者に行かなきゃ!」
と思うのですが、痛みがないと、
「痛みがないし(痛みがおさまったし)大丈夫でしょ!」
と思う方が多いのです。実際に虫歯の治療の予約で来院した患者さまに治療ができないので、抜歯が選択肢になることをお伝えすると、びっくりしてショックを受けてしまう患者さまはとても多いのです。
下の絵は簡単な歯の絵です。
歯は骨の中に埋まっていて、その骨の上に歯茎が被っています。小さな虫歯では麻酔もなしで削り、その日のうちに治療を終了することが可能なこともあります。
神経が死んでしまって痛みを感じないまま虫歯が大きくなる
大きすぎる虫歯は神経も死んでしまっていて痛みも感じないまま大きくなり、歯茎や骨の高さよりも深い位置まで虫歯が進んでしまい、神経の処置ができたとしても被せ物が適切にできないため抜歯をして、インプラントやブリッジなどの方法で抜歯した歯の部分を補うような治療をすることになります。
痛みがないのは良いサイン!というのは間違いです。
虫歯は静かに進行していきます。
小さな虫歯であれば、治療期間も治療費も少なくて済みますが、虫歯を放置すると、これまでお話ししたように抜歯にまで至るケースもあります。
抜歯したあとさらに隣の歯を削ってブリッジにしたり、インプラントの手術のために時間や治療費まで多くかかることになってしまいます。気になる歯があれば、なるべく早く歯科医院を歯科医院を受診して下さいね。
もし、それが勘違いで、虫歯でなければラッキー!という前向きな気持ちでいらして下さい。皆様の笑顔とお口の健康を守るべく、スタッフ一同お待ちしております。
しばらく歯科検診に行ってないなあ〜と思っている方、
クリーニングしたいなあ〜と歯医者をお探しの方、
お口の中をしっかり清潔に維持していきましょう!登戸駅から徒歩2分。土日も診療しています。
かかりつけの歯医者をお探しの方、14人の歯科医師と12人の歯科衛生士が在籍しています。
24時間WEB予約からは担当のスタッフをお選びいただいてご予約ができます。もちろんお電話でのお問い合わせもできますので、ご相談やセカンドオピニオンご希望の方いつでもお待ちしています。治療の流れなどのご説明のページです。歯医者が怖いなあ〜と皆さん思われるでしょう。
できるだけ患者さまにご無理のないようにお声がけしながらの治療を心がけています。

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