• 紘子 むし歯かも!?

    ◎虫歯かも!? 虫歯かどうか検査の仕方

    なんだか歯の一部が黒い気がする、
    最近歯が染みるな、
    って思うと虫歯かもしれないとドキドキするのではないでしょうか。
    もしくは歯医者さんに行ってみて自分では気が付かなかったけど、虫歯って言われたなど、虫歯の気がつき方っていろいろあると思います。

    では歯医者さんはどうやって虫歯を発見するのでしょうか。
    保存歯科学会によるう蝕治療のガイドラインをもとに、
    今回はクリニックに行ったことがある人は一度は体験しているであろう、メジャーな方法について紹介したいと思います。

    ・目で見る(視診)
    歯に風をかけて、歯面を乾燥させる。
    隣の歯や反対側の同じ場所の歯と見比べたりしながら、透明感や暗く変色してないかチェック。

    ・触ってみる(触診)
    歯と歯の間にある虫歯は目では見えにくいので、フロスを通してみて引っかからないか
    先端の細い針金のようなもの(探針:たんしんって言います。探す針ってそのままですよね)歯面をなぞる。
    この時に穴があいてないか、粗造な感じがしないか、抵抗感のあるような粘着性がないか、チェック。

    ・エックス線写真
    見ても触っても気がつけない象牙質う蝕(hidden caries とも言ってまさに隠れた虫歯ですね)に気がつきやすくなります。
    歯や骨など硬いものは白く、虫歯や神経など柔らかいものは黒く写ります。
    これによって虫歯の有無だけじゃなく、虫歯の大きさなど情報量が一気に増えます。

    ・レーザーの照射
    当院ではレーザーを用いた虫歯診断装置のダイアグノデントを備えています。
    歯にレーザーを当てて、反射の仕方によって虫歯進行度を見ていきます。

     あくまで目安になりますが、数値の意味としては
     0〜14:健康な歯質、処置の必要なし
     15〜20:脱灰、予防処置
     21〜30:高脱灰患者様の口腔内環境など虫歯になりやすいかなど、予防か治療か人による
     31〜:象牙質虫歯、治療をした方が良い
     特に奥歯の噛む面に有用とされていて、歯面を傷つけるリスクを減らして虫歯チェックができます。
     
    などなど、、、

    咬合面(噛む面)や修復物(詰め物、被せ物)の虫歯には探針が最もよく使われており、歯と歯の間はエックス線写真で検出されることが多いそうです。
    視診、触診、エックス線写真の3つの検査方法で高い精度で虫歯が発見できます。
    当院では主にこの3つの検査に加えて、補助的にダイアグノデントを使っています。
    これらの結果を総合して虫歯かどうか診断しているんですね。

    ただむし歯と言っても、段階は様々で、また同じむし歯の状態でも先生によって削るかどうかは分かれます。

    今後のブログではどんな歯を削るのか、むし歯のレベルなど書いていきたいと思います。

    【参考文献】
    厚生労働省 健康日本21
    歯の健康
    https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b6.html

    う蝕治療ガイドライン 第二版
    初期う蝕に対する検診、診断と切削介入の決定
    https://minds.jcqhc.or.jp/n/cq/D0003320

    GC ダイアグノデント
    https://www.kavo.co.jp

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