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8/26 hara NHKスペシャル
先日、テレビをつけたら偶然やっていたNHKスペシャルに感動しました。
いま、日本の無名の若者が書いた1冊の本が、世界20カ国以上で翻訳され、ベストセラーになっています。タイトルは「The Reason I Jump」(日本題:「自閉症の僕が跳びはねる理由」)。著者は、執筆当時13歳だった東田直樹さん。この本は、自閉症である東田さんが、自分の心の内をつづったエッセイです。
自閉症者自らが語る画期的な本ですが、日本で7年前に出版された時はほとんど話題になりませんでした。それがなぜいまになって、イギリスやアメリカでベストセラーとなったのでしょうか?それには、アイルランド在住の作家デイヴィッド・ミッチェル氏による英訳が大きな働きをしています。
自身も自閉症の息子がいるミッチェル氏は、東田さんの本を読んだ時、息子が自分に語りかけているように感じたといいます。なぜ床に頭を打ちつけるのか、なぜ奇声を発するのか・・・。息子の気持ちがわからず、コミュニケーションをあきらめていたミッチェル氏は、この本を読んで希望の灯を感じることができました。そしてミッチェル氏の訳により、この本は、同じように自閉症の子どもを持つ、世界中の多くの家族を救っているのです。この春、ミッチェル氏は来日し、東田さんと感動の対面をはたしました。
日本の若者と外国人作家の出会いから生まれた、希望の物語をお届けします。(NHKのHPよりコピペ)
東田さんはキーボードを模した紙をローマ字を打つように押しながらしゃべる、という作業を間に挟むことにより会話ができます。
自閉症の子供と会話ができずに悩んでいる親に、子供の気持ちは親が好きで、自分のことを悩んでいるのがつらいと代弁してあげることで親が救われていく光景に感動しました。なぜ桜をずっと見続けられないのか、飛び跳ねている間に何を考えているのか。。。
その理由も自分の心に通じるものがあり、かなり心に来るものがありました。
反響が大きく、8/28 9/13に再放送するらしいので良かったらチェックしてみてください。
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