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矯正に興味がある方へ矯正を始めるまでの流れ
みなさまこんにちは。登戸グリーン歯科・矯正歯科の歯科医師 山縣奈々子です。
この題名を見てこのブログを読んでくださっている方は、矯正の治療に興味がある方かもしれません。
矯正に興味があるけれども、治療期間も長いし、費用も高そう。。。相談したくても何をどう相談したらいいかわからないという方もいらっしゃると思います。
そのような方には是非このブログを読んでいただきたいと思います。当クリニックでの矯正治療開始までの流れを簡単にご説明いたします。
①矯正相談
②矯正診断用 資料 採取
③診断説明
④虫歯治療・歯周病治療(治療が必要な方)
⑤矯正治療開始1、矯正相談
費用約3000円(保険適応になる場合はもう少し値段が下がる場合があります)
虫歯治療や歯周病治療の際にも使用するパノラマレントゲン撮影とお顔とお口の中の写真をお撮りします。
当クリニックで行う矯正治療の一般的な治療方法、金額、などの説明を行い、レントゲンや歯並びを診た状態でおおよそ予測される治療方針をお伝えします。
ここではお一人お一人に沿った正確な診断を行う資料が不十分なため簡単な相談のみとなります。
2、矯正用診断資料採取
費用5000円
矯正相談を受けて頂き、当クリニックで診断をしてもらおうと思った方は、セファログラム(頭部X線規格写真)撮影、CT撮影、上下の歯型の模型を取らせていただきます。3、診断説明
費用30000円
診断用資料をもとに歯科医師が診断をし、治療計画を立てます。
その治療計画を患者様に説明し、患者様が治療内容をご理解いただき、その後の矯正のご希望があれば矯正治療の契約を行います。
実際の矯正治療を始める前に虫歯や歯周病的問題がある場合は矯正治療に先立ちその治療を行います。
また、矯正治療を始める前には必ず、クリーニング、ブラッシング指導をさせていただき、矯正治療中に虫歯にならないようなメインテナンスをしていきます。4、治療開始
ブラケット矯正の場合:基本料金730000円
治療終了までの間に分割してお支払いいただくことが可能です。
毎月の調整料金5000円抜歯や虫歯などの治療が必要ではない場合、初診から治療開始まで最短で3週間くらいで開始することも可能です。
また、いますぐに矯正治療をしたいわけではないけれども、将来的に矯正治療を考えているのでどんなものなのか話を聞いてみたいという方も矯正相談だけ受けていただくことも可能です。
虫歯の治療のついでに矯正の話を聞いてみたいという方も大丈夫です。
ご自身の歯並びに矯正治療が必要か必要でないかを知りたいと思われている方も是非ご相談ください。歯科医師 山縣奈々子
歯医者に行ったほうがいいの?このまま様子を見ていいの?
引き続き山縣先生のブログです。
皆さんは歯医者に行ったほうがいいかどうか迷われたことはないでしょうか?
歯が痛くなったらまず、歯医者に行ったほうがいいかな?このまま様子を少し見ようかな?と思うことでしょう。そして、2・3日は様子を見てみよう!と思う方が多いと思います。
どんな治療をするんだろう、どのくらい通わないといけないのかな?費用は?
などなど考えてたらいつの間にか症状が治って、まあいいか!なんて方もいるかもしれません。
でも、歯科の疾患は早く見てもらったほうが良い場合がとても多いのです。症状と治療パターン
主な症状と治療の経過をお話ししたいと思いますので、参考になればと思います。
歯がズキズキ痛い
歯がズキズキ痛む。冷たいものや温かいもので痛みが出る場合、虫歯の可能性が高いです。虫歯は風邪のように自然には治りません!早く歯医者へGO!
冷たいものがしみるだけなら知覚過敏の可能性もあります。小さい虫歯・・・その日のうちに白い詰め物をして終わりです。
大きい虫歯・・・治療回数は2〜3回程度。虫歯をとって、型取り、できた被せ物を入れます。ズキズキするような痛みを伴う虫歯・・・神経の処置が必要なことがあります。
治療回数(4〜8回)歯の種類にもよりますが、神経の処置が3・4回。土台作り、型取り、作った被せ物を入れるのに2・3回かかります。痛みを放置すると1日で終わる虫歯も大きくなりすぎると神経を取らないといけなくなり、治療期間も治療費用もかかります。治療が不可能なほどに大きくなると抜歯に至る場合もあります。
神経をとったはずの歯が噛むと響く、ズーンと重い感じがする
一度神経の治療をしたことのある歯では歯の中の神経が痛むことはありません。
しかし、歯の奥の方で歯を支えている骨の中に炎症が起きていることがあります。それが原因で歯茎の奥の方にオデキのような膿の袋のようなものができることもあります。
治療期間3〜8回くらい。
すでに大きな被せ物や土台が入っている場合は一度それらを外し、もう一度神経の治療をして歯の根の中の消毒を行います。その後、再度土台と被せ物をします。
放置すると痛みが増してきたり、腫れて膿が出てくることがあります。症状が落ち着いたり、出てきたりと繰り返し起こるのも特徴です。歯の根の先の膿の袋が大きくなり、神経の治療をしてもなかなか良くならなかったり、歯が揺れてきて抜歯に至ることもあります。歯が揺れている
小学生くらいのお子さんで歯が揺れている場合は乳歯が抜ける時期が近い場合があります。通常は半年以内くらいには抜けることが多いです。
大人の場合、揺れている歯があったら要注意です。
どんな歯が揺れるのか歯周病で歯を支える骨が少なくなっている
歯周病で骨がなくなってしまうと骨をまた再生させるのはなかなか難しいです。
しかし、それ以上歯周病を進行させないようにするのは出来ます。被せ物が外れかけている
被せ物が外れかけている場合も歯が揺れることがあります。外れかけているところから虫歯になってしまうこともあるので早めの受診が必要です。
歯が折れている
歯が深いところで折れてしまっていると揺れがあったり、噛むと痛みがある場合が多くあります。
口内炎
唇の内側、ほっぺの内側、舌に口内炎ができることがよくあります。
1〜2週間で治ることが多いですが、口内炎がなかなか治らないと言っていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。見てみると口内炎ではなく粘膜嚢胞というものができている方が比較的多いです。
粘膜嚢胞というのは簡単にいうと唾液がつまった袋です。悪い物ではないので心配はないのですが、自然になくならない場合や大きくなってくる場合は外科的に取ることもあります。
また、口内炎のように見えて実は悪性の物というケースもあります。2週間しても治らない場合は必ず受診しましょう。歯科の中でもほんのごく一部の症状と経過をお話ししましたが、どのことでも言えることは、
「何かおかしいかも?と思ったら、なるべく早く受診!」
です。また、歯科治療は皆さんが思っている以上に回数がかかることがあります。
あと1ヶ月で海外に行くので治してください!と言っていらっしゃる方もいますが、特に被せ物を作る歯が多い場合には期間が必要になるので、ちょっと1ヶ月では厳しい。。。ということもあります。
なるべく早く歯医者で相談をして十分な期間をかけて最善の治療が受けられるようにしてくださいね。
登戸グリーン歯科・矯正歯科ではいつでも相談の受付を行なっております。
今通われている歯科での治療のセカンドオピニオンをお聞きになりたいというのも大丈夫です。
まずは不安に思われていることを安心に変えるお手伝いをできたらと思い、スタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。歯科医師 山縣奈々子
歯に関するブログ