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10/23松浦、ワックスアップと歯の形
患者さんの治療計画で全体的な治療が必要な時、上下顎の印象を採らせてもらって
歯列模型を作り咬合器という噛み合わせを再現する機械にその模型を取り付けて最終的に
どのような噛み合わせにするのが理想的か?など考えるということを特に難しい症例には
行うことがあります。
その咬合器上で噛み合わせを回復もしくは再現するためにワックス(ロウ)を使って盛り上げていく
作業(ワックスアップ)を特にインプラントの治療計画で最近やったりします….が、
大学時代、技工作業が大の苦手だった私は案の定四苦八苦です(T_T)
歯の形って今更ながらに思うのですが、本当に奥深いしよくできている!!もちろん
基本の形って前歯、奥歯、それぞれの歯にありますが、個人個人噛み合わせも歯並びも違うので
それにあわせてワックスを盛り上げていくと基本形には似ても似つかない形にだってなる時も
あります。
歯の凹凸ももちろん意味なくあるのではなく、食べ物を上手く噛み砕いて唾液と混ざり、効率よく流れて行く様な形になっています。
歯そして噛み合わせ、人生長い間いい状態が発揮できる様に維持、管理して美味しいものを
いつまでも食べ続けられるようにしていきたいものです!
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