塩□勇気 | 登戸・川崎市多摩区

2019年10月10日
塩□勇気

今年始めステージ4の舌ガンを公表したあと手術を受け、闘病生活を送っている堀ちえみさんが、昨日術後初めてテレビに出演、インタビューを受けていました。

治らない口内炎のようなものを自覚してからガンを告知されてから家族と共に歩まれた過程。そして今もなお続いているリハビリの様子を、話されていました。

舌の60%を切除して足の皮膚を使って再建。見た目にはあまり変化は感じられませんでしたが上手に発声ができないからと、今回はアナウンサーが代わりに彼女の声を担当していました。
もどかしげに舌を動かしインタビューに答える姿に、涙が止まりませんでした。

正確な診断が出る七ヶ月も前から自覚症状を訴えていたにもかかわらず、ステージ4まで悪化をさせてしまったのは、他でもない、私の同業者、歯科医師です。

この現実から、目をそらしてはいけない。襟をただし患者さんと向かい合わなければいけないと、深く感じます。