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ゴムメタルによる不正咬合治療・非抜歯矯正治療

先日、歯科医師向けの咬み合わせに関する講習会に参加してきました。
日々の診療の中で「歯並び」や「噛み合わせ」はとても身近なテーマですが、改めて基礎から学び直すと、普段の診療の見え方が変わることを実感しました。歯並びと顎の成長、噛む力のバランス
今回の講習会では、「歯並びが悪くなる理由」や「噛み合わせが体に与える影響」についての考え方を中心に学びました。
特に印象的だったのは、噛み合わせは単に歯だけの問題ではなく、あごの動きや成長、さらには日常の噛む力のバランスとも深く関係している、という点です。
私たちはつい「前歯がデコボコしている」「出っ歯が気になる」といった見た目に目が向きがちですが、実際には奥歯の噛み合わせや、上下の歯がどの位置で支え合っているかがとても重要だということが、分かりやすく説明されていました。奥歯のかみ合わせと歯並びへの影響
奥歯の噛み合わせが不安定になると、無意識のうちにあごがずれた動きをしたり、特定の歯に負担がかかったりすることがあるそうです。
また、成長期のお子さんだけでなく、大人の方でも、噛み合わせの状態によっては歯やあごに余計な負担がかかってしまうことがある、という点も改めて考えさせられました。
噛み合わせは一度完成したら終わり、というものではなく、年齢や生活習慣とともに少しずつ変化していくものなのだそうです。
今回の講習会を通して、「歯をきれいに並べること」だけが治療の目的ではなく、「できるだけ無理のない噛み合わせをつくり、長く安定して使える状態を保つこと」が大切なのだと、改めて感じました。日常の治療の中で
こうした考え方は、矯正治療だけでなく、日常のむし歯治療や被せ物の治療など、さまざまな場面に関わってきます。
これからも定期的に講習会や勉強会に参加し、知識や考え方をアップデートしながら、患者さん一人ひとりにとってより良い治療につなげていきたいと思っています。
「なぜこの治療が必要なのか」「噛み合わせを整えるとどんなメリットがあるのか」など、気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。登戸グリーン歯科・矯正歯科
歯科医師 稲田英里子
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