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5/7 NH 『阪急電車』 涙涙…
昨日、映画“阪急電車”を観てきました。
“有川 浩”の大ベストセラー小説の映画化です。『人は誰でもその人なりの悩みを抱えて生きている。
そしてそれは、誰にもいえないのだ…』
映画の冒頭に出てくるフレーズ。片道わずか15分のローカル線を舞台に、
偶然乗り合わせた乗客たちのドラマ。
心あったまる素敵な映画で、涙涙でした。この映画に出てくるのは、阪急電車の今津線。
あの有名な宝塚劇場がある宝塚駅から、通称“にしきた”こと西宮北口駅まで。20代後半から約7年間、この今津線の“門戸厄神駅”に住んでいた私。
映画を観る前に小説を買って読んだ時も、それぞれの駅の情景が目に浮かび
あの頃の想いと、色々な感情が胸をうずまきました。もう二度と行かないと思っていた場所。
でも、小説の内容も素敵だったので観にいきました。いざ映画を観て、実際映像で見覚えのある場所が次々と出てくると…
小説を読んだ時には思い出さなかったことが、いっぱい浮かんできました。宝塚駅にはドッグガーデンができる前、宝塚ファミリーランドがあって
上の娘が歩き始めたころ遊びにいったこと。
仁川駅にある阪神競馬場内の公園に、娘の幼稚園の遠足で行ったこと。
甲東園駅の甲東幼稚園に娘たちが通っていたこと。
門戸厄神に初詣に行ったこと。
西宮北口の駅ビルに買い物に行くのが、唯一の楽しみだったこと。時が経つって素敵かも。
あの頃は思えなかったけど、この阪急今津線沿いの町々は
ほのぼの感がある感じ。
またいつか行ってみたいと思ってしまいました。『この世界もわるくない』
物語の最後の方に出てくるセリフですが、
私も同じことを思うこのごろです。なんだか、とっても重~い内容になってしまいましたが、
私の話は抜きにしても、いい映画でした!ぜひみてくださ~い!!
ここまで読んでくれた方ありがとうございます(^O^)/

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