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4月13日 塩 一年生になったら♪
満開の桜の花が美しい。
一体全体このままどうなってしまうのか?
とも思える震災以来の毎日です。
一ヶ月後の余震、原発のこと。
さまざまな悲しみや苦しみが交差する日本列島のなかで
とてつもない絶望感がないと言えばうそになる。そんな毎日。
でも、やはり春はやってきました。
自然の力というのは、地震も津波もそしてこの美しい季節も
私たちの思惑とは関係なく、めぐらせてくる。私の息子、この春一年生になりました。
たくさんの思い出や成長をくれた幼稚園を卒業して
ほんの2週間で小学生になってしまいました。それにしても、6歳男子の視野には前しか見えないようです。
大好きだった幼稚園のことも、抱きしめてくれたかわいい松組の先生のことも、
後ろに後ろに過ぎていったみたい。ただひたすら前を見つめ、全身に力を入れ、彼は前へ前へと進みます。
「友達100人作るんだ!」
と輝く笑顔を母に見せてくれます。毎日私のもとから元気に地元のあこがれた小学校に通える君は
どんなに幸せか。輝く未来が、無限の可能性が、
日本中の一年生に同じようにありますように。
母は祈らずにはいられません。ししし
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