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2月9日 塩 病み上がり、微笑。
体調が崩れた年度末です。
私は折からの肩こりがヘビーになり、
娘はウィルス性腸炎で発熱。木の芽どきはどうしても。
小さな無理がたたるようです。こんな時は体にも心にも優しい食べ物を誰か作って♪
とやはり私が台所に立ちます。とほほ。
お粥だったり、お味噌汁だったり。
温かなミルクだったり、リンゴだったり。娘は病み上がりに必ず甘い卵焼きを食べたがり、
それは快方に向かったの合図。その合図が出るまで、このたびはかなり苦しかったみたいです。
最近グリーンの医局でもすっかり
「あら?おじょうちゃん反抗期ですか?」なんて言われるほど
私に鋭い視線を投げつけるようになった娘なのですが、
こんな時は小さな優しい声で
「ママァ・・・・」と涙声になるから、にくらしいったら、かわいいったら。砂糖を多めに入れた卵を泡だて器でふんわりさせたら
フライパンでジュ・・・。
熱のせいで一回り小さく、幼く見える娘が丁寧に卵焼きを食べる姿を見て
ほっとする。そして微笑。こんな風に主婦をあまやかに楽しむ私も
働く女性だったりもするので、
外ではいろいろと打ちのめされ、職場から帰れば
この湿ったかわいい生き物にはいつも癒され慰められているわけです。
しかし
家族を持つ醍醐味は
私の存在もやはりまた同じように
幼い命の慰めにもなれるということでしょうか。
私の存在が慰めになっているという実感にまた慰められる。
微笑、微笑。近頃の私はささやかなものに心が動かされます。
心が微動するのです。
ドラマチックな変化ではなく、わずかなでも確かな変化にも
気づいていける大人になりたい。ししし
ああそうでした!うっかりしましたが、私はもう大人でした。
わかっていますって←私信です
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