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9月6日 塩 悪いところが
治療をしているときに
「うしょく検知液ください」
というせりふを聞いたことがあるでしょうか?うしょくとは虫歯jのこと
虫歯は口腔内細菌の出す酸によって硬組織である歯牙が脱灰(だっかい)したものです。
歯の一部から脱灰が始まり、それが広がっていきます。虫歯の治療をする時
悪くなってしまったところ、細菌に感染している部分、
を完全に除去することが二次うしょくなど予防に重要。どこまで細菌に感染されているかは目には見えません。
もちろん経験から、脱灰してやわらかくなってしまった組織の感覚を
手指で感じることもできますが、
時としてめにはみえない「わるいところ」を
うしょく検知液で染め出して、より正確な診断をくだします。必ずしもすべての場合に当てはまるわけではありませんが。
うしょく検知液は
プロピレングリコールをアシットレッドという着色料にて染色したもので、
細菌に侵されて再石灰化不可能な部分を染色することができます。経験と科学の力。
それによって、より正確な治療が行われるわけです。治療中に
「うしょく検知液をください」というせりふを聞いたら
悪いところがより正確に除去されているんだな、とおもっってください。
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