12/7 kawabata What veterinarians know that physicians don’t

松浦先生の12/5の日記を見て、犬など体の小さい動物は口腔環境が消化器官に与える影響が如実に現れやすくとも、我々人間はいろいろな要素にマスキングされて、自身には見えにくい点もあるのだろう、と改めて考えさせられました。
もしかしたら、獣医さんのほうが、体内に与える口腔の直接的・間接的影響を、視覚的にまざまざと感じているかもしれない、とも思います。

それと少し関連したTEDのプレゼンが大変興味深いものでしたので、こちらもご紹介させていただきます。
タイトルは『What veterinarians know that physicians don’t』。
「スーパープレゼンテーション」というNHKのEテレで放送されましたので、ご存じの方も多いかと思われます。

プレゼンのタイトルにもあるように、「動物の医者が知っていて、人間の医者が知らないこと」に関する内容です。
プレゼンターであるBarbara natterson-horowitzは
――When i see a human patient now,i always ask,what do the animal doctoer know about this problem that i don’t know?
――After all,we humans are animals,too,ans it’s time for us physicians to embrace our patients’ and our own animal natures.
――One of the best ways we can take care of human patient is by paying close attention to how all the other patients on the planet live,grow,get sick and heal.
と、述べています。

プレゼンターは内科医ですが、わたくしたち歯科医も、学ぶことはあるのだろうと思いました。
また、病状の説明をするときも、身近な存在を例にあげることによってよりわかりやすくなるのかもしれません。

プレゼンテーションは、TEDの公式ページで無料で視聴できますので、気になる方は是非。