• パーキンソン病の「DBS治療」を受けている方へ

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    パーキンソン病の「DBS治療」を受けている方へ:歯科受診で知っておきたいこと

    パーキンソン病の治療の一つである「脳深部刺激療法(DBS)」

    当院では、患者様お一人おひとりの全身状態に合わせた安全な歯科治療を心がけています。
    先日、パーキンソン病の治療の一つである「脳深部刺激療法(DBS)」を受けられた患者様がお久しぶりに来院されました。
    最近ではこの治療を受けられる方が増えているようですが、歯科治療時に注意も必要です。
    しかし、お口のケアを後回しにしてしまうと、噛むことや飲み込むことに影響が出てしまうこともあります。
    今回はDBS治療中の方が安心して歯科治療を受けるためのポイントをまとめました。

    「DBS(脳深部刺激療法)」とは?

     DBSは、脳に微弱な電気を流すことで、手足の震えや筋肉のこわばりなどのパーキンソン症状を和らげる治療法です。
    ちなみにDBSはDeep Brain stimulation の略語です。
    胸のあたりに「刺激装置」を植え込み、そこから脳へ細いワイヤーで電気を送る仕組みになっています。

    歯医者を受診する際にお伝えいただきたいこと

    DBSを受けている方は、以下の2点をまず受付や歯科医師にお知らせください。

    「DBS治療中であること」を伝える
    「DBS手帳」や「カード」を提示する

    (装置の機種や、設定変更時の注意点が記載されています)

    歯科治療での「電磁波」への配慮

    歯医者で使用する機器の中には、電気や磁気を使うものがあります。
    これらがDBSの装置に近づきすぎると、設定が変わってしまったり、一時的に動作が不安定になったりする可能性があります。

    当院では、DBS治療を受けられた患者様に以下の点に配慮して治療を行います

    機器の使い分け:

    電気メスは使用を控えます。

    距離を保つ:

    電動の清掃器具(スケーラー)を使う際は、胸の装置から一定の距離を保つように配慮します。

    事前の連携:

    レントゲン撮影や大きな処置(抜歯や手術など)を行う場合は、事前に主治医の先生に連絡を取り、装置を「オン」のまま進めるか「オフ」にするかなどの指示を仰いだ後、処置を進めていきます。

    治療をスムーズに受けるためのポイント

    手術後1ヶ月は安静に: DBSの手術を受けてから約1ヶ月間は、設定を調整している大切な時期です。急ぎでない歯科治療はこの時期を避けるのが安心です。
    無理のない時間設定: 長時間の治療は体に負担がかかるため、30分程度を目安に、こまめに体調を確認しながら進めます。
    ご自身でスイッチを切らない: 歯科治療のために独断で装置をオフにすると、急に症状が強くなることがあります。必ず歯科医師と主治医の指示に従ってください。

    最後に

    パーキンソン病の症状が進むと、お口のセルフケアが難しくなることもありますが、定期的な検診とプロによるクリーニング(PMTC)でお口を清潔に保つことは、全身の健康維持にもつながります。

    「この機械を使っても大丈夫かな?」

    「抜歯をしても平気?」

    と不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
    私たちは主治医の先生ともしっかり連携し、皆さまが安心して通える環境を整えています。
    次回のメンテナンスの際、お手元の「DBS手帳」をスタッフへお見せいただけますか?
    より安全な計画を一緒に立てていきましょう。

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    登戸グリーン歯科・矯正歯科

    歯科医師 南

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