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反対咬合 小児矯正と成人矯正(ワイヤー矯正)
できるだけ歯を抜かない【非抜歯矯正】で矯正治療をしている登戸グリーン歯科・矯正歯科です。
今回は反対咬合のブログです。反対咬合とは
反対咬合とは、上顎の歯並びよりも下顎の歯並びが前になってしまう歯並びのことです。
部分的に反対になってしまったり、左右の犬歯まで反対の噛み合わせになっている場合もあります。部分的な反対咬合の方以外では上の前歯が見えないことと、下の前歯の噛み合わせの刺激が上の歯よりも多いので上唇から鼻の下までの人中の部分が短く、皮膚が伸びにくい感じがあります。下顎の皮膚は普段のお食事でしっかり刺激があり、発達するので下唇から顎までの距離が長くなります。横顔の口元が少し凹んでいるような印象になります。
お食事もしっかり取れて、ガタガタの歯並び(叢生)になることは少ないようです。他の歯医者さんで骨切りと言われた
セカンドオピニオンでいらっしゃる成人の患者様から、他の矯正医院で顎の骨を切る提案を受けたとお話しされる方や、矯正専門医の歯科医師の方からも「切らないのですか?」と質問を受けたと理事長がお話しくださいましたが、非抜歯矯正の登戸グリーン歯科・矯正歯科では顎の骨を切るという治療は行っていません。
一般的には矯正治療しながら顎の骨を切って、ダウンタイムを経て歯並びを揃える矯正歯科医院も多いようです。
当法人では必要な方は親知らずの抜歯を行い、ワイヤーの動きを利用して歯を奥に動かすことができるので、骨を切る必要がないのです。反対咬合の症例
反対咬合・30代・女性主訴:ほかの矯正歯科で顎の骨を切る外科処置で矯正治療の提案を受けたが、切りたくない
ワイヤー矯正による矯正治療
治療期間:2年2ヵ月
通院回数:27回
治療費:90万3000円(税込)
歯が動くことで痛みや食事ができない、しみるリスクがあります。
調整後次第に痛みが落ち着いてきます。小児矯正の場合
当法人では小児矯正も治療しています。小児矯正とは乳歯と永久歯が生え変わる時期に行う第一次矯正(1期治療)のことです。中学生ごろに乳歯から永久歯になるので、生え変わって永久歯になった時点から成人矯正(第二次矯正)になります。
小児矯正ではお子様の状況によってマウスピース矯正のムーシールドの利用や噛み合わせを部分的に上げる治療をおこないます。
上の歯並びが下の歯並びを超えるタイミングを見ながらの矯正治療になります。
部分的な反対咬合の場合は木製スティックを利用してもらって、ご家庭でトレーニングしていただいています。
お子様の歯を支える骨が柔らかいことや、しっかり矯正装置を利用していただくことで歯並びの改善ができます。反対咬合と叢生(小児矯正)の症例
小児矯正・8歳・女の子主訴:かみ合わせが一部反対になっていて、ガタガタしている。通院回数35回(5年間)・費用40万4千円
拡大床の取り扱いについての注意点
矯正装置を拡大して顎を広げていきます。ご案内した角度で保護者様が操作してください。
寝る時とご自宅にいるときに装着してください。
外出時の装着は無くしたり壊れてしまって怪我をするリスクがあります。
お口の中をきれいにしてから装着してください。矯正装置は毎日洗ってきれいにして使用してください。
装置に⻭石がつくリスクがあります。小児矯正の反対咬合の矯正治療に関して
反対咬合の治療に関しては、小児矯正治療開始とされる8歳ごろよりも少し早い6歳ごろからをお勧めしています。
毎日の仕上げ磨きで気になるようでしたら、早めの受診をお勧めいたします。
中学生頃から下顎の発達が始まります。上の前歯で成長をストップする働きかけがないので、下顎が大きく成長してしまうことがあるからです。お問い合わせ
セカンドオピニオンや矯正治療のご相談は電話と24時間WEB予約が可能です。
お気軽にお問い合わせください。管理栄養士主任 北舘

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